本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

7月の読書まとめ

昨日久しぶりに更新しました。
ボンヤリしているとあっという間に日が経ってしまいます…。
遅くなりましたが、7月の読書まとめです。
6月から7月にまたいだ一冊を加えて4冊…まあまあかなあ、もっと沢山読みたいんですが…。

  • ひと月くらい前はこれ読んでたんですねえ。爽やかで愉しい小説でした。

一瞬の風になれ 第三部 -ドン- (講談社文庫)

一瞬の風になれ 第三部 -ドン- (講談社文庫)

  • いわずとしれた昭和の名人、志ん生師の半生記(本人語り)です。大河ドラマ「いだてん」も面白さ倍増です!

なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫)

なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫)

  • 池波正太郎さんの連作…本当は終わりまで読みたい気もするんですが、他のも読みたくなるんですよね。

剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)

剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)

  • …といいながら、前作の続きが気になって、もう一冊‼

剣客商売 六 新妻 (新潮文庫)

剣客商売 六 新妻 (新潮文庫)

自由学校

獅子文六さんは、読んでいて元気が出る作家さんです。

作者の戦後初の新聞連載小説が「てんやわんや」。これに続く新聞連載がこの「自由学校」だそうです。
題名からいつ学校の話になるか読み進めましたが、学校の話ではありませんでした(笑)。
ある夫婦のケンカを発端とした夫の家出を軸に、夫婦が、とりまく人々が戦後の「自由」について考え、たくましく生きていく話でした。
まさに自由を考え学ぶ学校のようでした。

勿論、作者一流の味わいで、物語はユーモアに溢れています。
そして、戦後の新たな価値観「自由」を時としてシニカルに描いています。未だに瑞々しい感覚にあふれた作品です。

作者の戦後の有名な作品で「青春怪談」というのもあるようです。こちらも読まなくては…。

自由学校 (ちくま文庫)

自由学校 (ちくま文庫)

剣客商売 六 新妻

次が気になって自分としては珍しく二冊続けて読みました☺️

小兵衛曰く「二人そろって朴念仁…」の大治郎と三冬がついに結婚します。
二人が結婚に至るまでの道のりは大変なもの…三冬は攫われ危機に…大治郎の大活躍により三冬は救出され、大感謝の父、田沼意次から嫁にもらってくれとなるわけです。

読者としては待ちに待ったの結末ですが、簡単にそうはさせないのが池波正太郎さんですね😄
読者を焦らしながら、池波正太郎さんも楽しんで描いているのではと思うのです。

この第六巻「新妻」は、若々しく充実した剣客・大治郎の活躍が多く描かれます。人生の機微に通じた小兵衛の活躍にも胸がすきますが、真っ直ぐな大治郎の活躍も心踊るようです☺️

こうしているともう一冊、手が伸びてしまうんだけど、他のも読みたい…今しばらく休憩です😉

剣客商売 六 新妻 (新潮文庫)

剣客商売 六 新妻 (新潮文庫)

剣客商売 五 白い鬼

最近は”いだてん”の影響で?「一瞬の風になれ」(陸上の熱き青春小説)、志ん生師の「なめくじ艦隊」にはまり込んでましたが…。
こちらも続きが気になっていた「剣客商売」、久しぶりに手に取りました。
この小説には、とんでもなく強く恐ろしい敵が現れます。白い鬼もそんな一編…それでも小兵衛さんの活躍によりホッと胸をなでおろす…そんな展開がたまらなく楽しいのです。
剣術とミステリー要素で楽しませつつ、第五巻では、大治郎と三冬の間が進展します。
「三冬の縁談」では小兵衛さんの親心が満開、難問を乗り越えて…次が気になって仕方がない、そのまま第六巻へ進みます!
あと「手裏剣お秀」のお秀さん、また出てきてほしいなあ。

剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)

剣客商売 五 白い鬼 (新潮文庫)

鈴本演芸場 2019年7月27日

鈴本演芸場 7月下席昼の部は柳家三三師匠が主任です。

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三三師匠は初めてだし、人気の噺家さん揃いでこれは聴きにいかなくては!と鈴本へ向かいました。

開場直前には長蛇の列(結果的には立ち見に)❗️三三師匠の人気がうかがえます😄

幕が開き、いつものように前座さんが一席聴かせるわけですが、女性の噺家さんです。

可愛らしい外見なので、こんな方もいるんだなあと思いましたら(噺は“元犬”をあまり端折らずやってたのも印象的)…金原亭杏寿さんといって元女優もやってた方なんですねー。帰りにはハネ太鼓を叩く杏寿さんを写真撮る方がいっぱい!修業に励んで一人前の噺家さんになれるといいですね。

次の入船亭小辰さん、さっそく「私だと“落語やってる”って安心感あるでしょ」と軽く杏寿さんいじってました😅

今日の演目は…(私調べなので間違いは大目に見てください…敬称略してます)

入船亭小辰➡︎金明竹(後半)

金明竹という演目、後半があったんですね、初めて聴きました…が口上が最後まで聞き取れず😓そういう演目なんでしょうが気になるなあ。

鈴々舎馬風➡︎小噺

相変わらずのブラックな楽屋話もありで爆笑です😂

春風亭一朝➡︎壺算

初でしたが面白かったなあ。

柳家小ゑん➡︎新作

小ゑん師匠の新作にはたいがい「ちょっと昔の女子高生」が出てきます、、これも味わい😁

桂文楽➡︎権兵衛狸

ベテランの味ですね、さすがだなあ。

桃月庵白酒➡︎茗荷宿

白酒師匠、面白い!また聴きたいな。

入船亭扇遊➡︎一目上がり

権太楼師匠休演で残念でしたが、代演で扇遊師匠が聴けました、ラッキー!

古今亭文菊➡︎湯屋

いつものマクラ(後ろのリンクをご参照🤗)で今日は湯屋番。妄想大暴走!面白い🤣

柳家三三➡︎青菜

お待ちかねの三三師匠❗️ 初でしたが、、素晴らしかった❗️

今日は大サービスなのかいつもなのか“青菜”をやりながら、ほとんど今日の噺家さんの演目全部イジって脇道それて、絶妙に戻って…笑って笑って大満足‼️また聴きたいなあ。

 (文菊師匠のマクラはこちらの記事を…ちょっとだけ触れた程度ですけど)

gomahsango.hatenablog.com

 

愛心 海老寿久担々麺

海老の風味が濃厚、旨いという、海老寿久担々麺(えびすくたんたんめん)をいただきに、

「愛心(あいしん)」というラーメン屋さんに行ってきました。

場所は荒川区・町屋…ちょっとマニアックな場所になります😅

11時の開店に合わせてお店に着きますと一番乗り!

食券を購入して注文…1,000円と少しだけ値がはります😌

女性の店主さんが“手際よく”調理してくれて、出てきました。海老寿久担々麺!

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スープはクリームのよう、赤はラー油、黒は山椒油なんだそうです。

一口いただいて「これはウマイ」❗️

海老の風味が溶け込んだ濃厚なスープ、芝麻醤が何とも深い味わいです。

そして結構辛いんですよ、汗がどんどん出てきます。

スープと麺にすっかり夢中になっていますと、しばらくしてご飯の上にチーズを乗せ炙った「追いリゾット」が出てきます。

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「スープをかけてどうぞ」(スープが乱れました…トホホ)

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これがまた絶品❗️チーズが芝麻醤にまろやかさをプラスしてくれます。

完食すると「満腹」になることうけあいです。少食の方は、大食いの相棒を連れて行かれた方がよいかな☺️助太刀を伴っても食べてみたい逸品です‼️

また、行きたいなあ😊

(お店はこじんまりとしてます…が味は深い)

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ぱいち復活❗️

大好きな洋食屋さん、浅草の「ぱいち」が店舗改装のため一時閉店となったのは、今年の3月31日…。

 

gomahsango.hatenablog.com

 

貼紙では「開店の時期がわかりましたらお知らせします」とありますので、たまに店の前を通り過ぎてみたり…。してたのですが、開店時期がなかなか分からないままで…。

(こちらは過去の写真です)

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今日(7月15日)、店を訪れてみたところ…アレ、開店してるじゃん😅

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嬉しいやら、だけどいつのまに⁇

私は勝手に数ヶ月の大工事では?なんて思っていたので、嬉しい勘違いということになります。

因みに工事前は下のとおり、外観はそんなに変わってないようですね。

内装中心だったのかな。

(3月ころの写真です)
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また、行かなくちゃ❗️