本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

【番外編】ガンダムスタンプラリーに挑戦す❗️…るかも。

通勤に山手線を利用していますので、否が応でもでもこのチラシ、ポスターが目に着きます。

私、世代的には“1stガンダム”ということで、テレビ版もさることながら、劇場版の三作品(ご存知の方も多いでしょうがテレビ版を再編成した映画が三部作公開)で盛り上がり、先着の特典(“フィルム13コマ”だったり…当然ですがもう手元にはありません😥)目当てに始発前に自転車で映画館に並びに行ったのが30年以上前…懐かしいなあ。ガンダム自体はシリーズが次々発表され、社会人になっても思い出してDVD観たりと…いまだに楽しんでおります。
スタンプラリーはというと…過去に子供と“ポケモンスタンプラリー”やって相当、草臥れた思い出があります。
チラシを見れば“君は全65駅を戦い抜くことができるか!“だって…こりゃ無理でしょう❗️

とはいえ…「暇ということ」は恐ろしいもので「やることないしチョットだけ覗いてみよう」と自転車で行ける数駅を回ってみた次第です‼️

「南千住」からスタート❗️

CoCo壱番屋のカレー食べて大満足のうちに出発です。マニアックな駅だしチョイ役のスタンプでしょうと思ったら、意外や「ガンダムZZ」の主役じゃないですか❗️

なるほど、マニアックな場所に魅力あるキャラクターを置いて”おトクなキップ“を買わせる商売ですね😉
JR東日本には申し訳ないが、今日は「覗くだけ」ですのであくまでエコノミーに自転車で回ります。次は「三河島」…

それから「田端」…今日は天気も良く自転車で走るのはとても気持ちがいいです❗️

最後に「北千住」…ここだけ買い物のため車で行きました(自転車で行きたいところでしたが…)。
…が、スタンプ台が見当たらない…。


テレビで映し出されることも多い駅前の風景…ここにないとなると…
ありました…南口なんて普通使わないですよ。


…本日「チョット覗いた」感想…意外と面白かったです❗️
全65駅はあまりにハードですので、都区内パス(760円)で一日回ってみるのもいいかなあ。
詳しくはこちらHPに記載がありました!
www.jreast.co.jp

CoCo壱番屋はやはり旨い〜その2❗️

ときどき、食べたくなりますね。。
前回、こちらに報告したのが12月14日…一月サイクルとなります❗️
gomahsango.hatenablog.com

暇に任せて巷で好評開催中の“ガンダムスタンプラリー”をちょっとやってみようかと、近くの南千住駅に来ましたので、これは「行かずにいられません」ということであります。


そこで頼みましたのが、迷いに迷って…結局、前回(チキンにこみ+きのこ)とほぼ同じ…。

きのこ+チーズカレーでありました❗️
やっぱり旨いなあ、また来よう❗️

レディ・ジョーカー 上 髙村薫

今年一冊目には、(ただ、なんとなくですが…)髙村薫さんの長編小説“レディ・ジョーカー”を選びました!
なぜこれかという、さしたる理由はなく…三浦しをんさんの書評「本屋さんで待ちあわせ」で賞賛されていたことが、印象的だったことくらいでしょうか。

よく考えたら、お正月のお目出度い雰囲気のなかでヘビーな内容のものをよくぞ選んだものだと思います😓
まあ、粗筋はおろか髙村薫さんがどのような作品を著されているかも知らないまま(不勉強に恥入ります…トホホ)手に取りましたのでやむなきこと…としておきましょう。

私、遅読ですので、500頁✖️3冊にわたる長編ですから令和二年の正月の読書はこの一作品…と思っておりましたが…この読みすら甘かった!
掛値なく面白い‼️…のですが、登場人物がそれなりに多く、また設定が緻密なのでさらっと読み流せる箇所がほぼありません…作品中に漂う緊張感を実感しつつ精読を心がける毎日…「読みたいんだけど、疲れてるしなあ」などど辛い仕事を後回しにするような気持ち😝になる日もあり…やっとのことで一冊、上巻を読了しました。

…と自分の遅読と集中力の欠如を棚にあげてのグチみたいになりましたが(反省😥)、この作品はかなり重いテーマを取り込みつつ、バブル崩壊から始まる(さらには、未だ終焉を終えていないと思われる)景況感…なんとなく、いつも不況…を背景に、ある誘拐事件の顛末が描かれていきます。先程もふれましたとおり、作中には緊張感が満ち、伏線が周到に張り巡らされているようで…読むものの興味を惹きつけてやみません❗️

三冊読了は2月になってしまうかなあ、と思いつつ、しばらくは“レディ・ジョーカー”を読み耽る(ただし、疲れていない時だけ😉)毎日となりそうです‼️

中編・後編の感想はこちら…
gomahsango.hatenablog.com
gomahsango.hatenablog.com
三浦しをんさんの書評はこちら、お薦めです!
gomahsango.hatenablog.com

きたくせんたー寄席 2020年1月12日

今年初の落語は、“きたくせんたー寄席”です❗️
会場は北区の中央公園文化センターというところ…。


ん❓文化センターというには、威厳があります…元の役所の庁舎、学校❓
HPをみましたところ、
“戦前の東京第一陸軍造兵廠(兵器工場)の本部として昭和5年に建てられました。”
とのこと…どおりで威厳があるわけです。

本日は、柳亭市楽さんと春風亭一花さんの二人会となります。
お二人ともに初めて聴きますので楽しみです❗️

市楽さんは、この3月に真打昇進、六代目 玉屋柳勢を襲名されるそうです。

演目は、二席ずつ
春風亭一花 → 「子ほめ」、「初音の鼓」
柳亭市楽 → 「お血脈」、「阿武松

一花さん、「初音の鼓」は演目としても初めて聴きました。
キツネの“コン!コン!”とても面白かったです。
市楽さん、真打昇進されるだけあって勢いのある噺っぷり!
時事ネタのくすぐりもとっても面白く…「阿武松」よかったです!
(舞台が、京橋、根津、板橋、志村、戸田の渡し…と北区民にはお馴染みの場所も多く、こんなことも意識して演目を選んでおられたのかも…)

主催者の方の図らいで余興といいますか、“質問コーナー”がありまして、市楽さん、一花さんお二人で、観客の質問「なぜ、冬なのに袷の着物ではなく単を着ている?」(答えは、照明が暑く汗をかく、冬の噺がやりにくい)などに手際よくかつ笑わせながら答えてくださって…ご本人も仰ってましたが…さながら「研究会」的な雰囲気でとても面白かったです。

初めて聴いた市楽さん、一花さん、とてもよかったです。
また、寄席や落語会で聴けるといいなあ❗️

浅草、谷中 〜 正月お散歩。

令和二年正月、暖かく晴天の日に恵まれ、お散歩にはもってこいです。
ややもするとカロリー過剰摂取、運動不足になりがちな正月休み…カロリーを燃焼し健康増進すべくあちこちと歩き回ってみました❗️

  • 谷中、夕焼けだんだん、富士見坂

夕焼けだんだんから、谷中ぎんざを見下ろします…1月3日の風景です…結構な人出です!

夕焼けだんだんから、西日暮里方面へ続く“諏訪台通り”は山手線を見下ろす高台の道でとても気持ちよく歩けます。途中、“富士見坂”があります。かつては地上から富士山が望めた名所だったようなのですが…。

ご覧の通り、もはや富士山は見えません…15〜20年前にマンションが建ち見えなくなってしまったそうです。


日を替えて1月4日は浅草へ繰り出してみました。
雷門はご覧のとおり大混雑…仲見世通りも満員電車のようでお詣りは断念することに…。

一応、新年のスカイツリーも写真に収めました…もう少し青空が広がってくれればよかった…。

もしかすると西参道の方から入るとお詣りできるかと思ってみましたが、やっぱり難しそう…折角来たのだしとお御籤をひいてみましたところ…大吉でした‼️

浅草演芸ホールはどうかなあ…入口を覗きますと「只今、立ち見です」の掲示板が…。

初席ですし、人気の噺家さんが主任を努められます。
第四部のトリはさん喬師匠ですね❗️

今年もいい年でありますように‼️

2019年の読書まとめ

2019年の読書は41冊、月平均3.4冊でした…もう少し読書量を増やしたいなあ。
さて、2019年に読んだ本で印象に残ったものを「小説」と「小説以外」で何冊か選んでみました。

《 小説 》(順不同)

有頂天家族」を始め、森見ワールドとも呼べる作品群でいつも楽しませてくれます。
本作品もその一つといえばそうなのですが、一風変わっているけれども「純粋な少年」の成長物語でもあり、読後感が爽快でした。
アニメ映画化され広く公開されましたが、映画はまだ観ていません…あの読後感を壊したくなくて、ちょっと見れそうにありません。。

これまで読んできた「怒り」「悪人」といった作品とは雰囲気がガラリと変わり、ごく普通の大学生の日常を淡々と描いた作品。
物語のラストにおける描写が素晴らしく、少しホロリとさせてくれます…これもまた、読後感がとても良い作品でした。

横道世之介 (文春文庫)

横道世之介 (文春文庫)

戦中真っ只中に書かれた作品として読むと、ユーモアにあふれ伸びやかな作風に、戦中という時代でもこのような作品が発表され、読まれていたのだと感心しきりです。戦前から戦中を真っ直ぐに生き抜いた”おばあさん”の(いまでいう)終活の物語です。この後に読んだ「ツリーハウス(角田光代)」も共通点を感じ、両作品ともに印象深い作品となりました。

おばあさん (朝日文庫)

おばあさん (朝日文庫)

ツリーハウス (文春文庫)

ツリーハウス (文春文庫)

《小説以外》(順不同)

編集者の熱い熱い脚注が素晴らしい…当然ですがさん喬師と喬太郎師の師弟愛というか繋がりは言うことなく素晴らしい。

なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか? (文芸書)

なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか? (文芸書)

  • なめくじ艦隊 と 志ん生のいる風景

古今亭志ん生師とその子息、金原亭馬生師、古今亭志ん朝師の落語DNAの素晴らしさに感服しきりです。

なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫)

なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫)

志ん生のいる風景 (河出文庫)

志ん生のいる風景 (河出文庫)

12月の読書まとめ

12月は4冊…遅読の自分としては、まあまあのペースですが、月4冊だと年間50冊も読めない計算に…。
どおりで積読本が増えるわけです…。

  • そばと私-季刊「新そば」編

既に鬼籍に入られた方も多いのですが、経済人や俳優の方の「そばと私」にまつわるエッセイは興味深く読めました。
gomahsango.hatenablog.com

今年読んだ小説の中でも印象に残る作品。物語の軸となる祖父母、泰造とヤエとの発する言葉が胸に沁みるものがあります。
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夏目漱石坊っちゃん」の後日談と思わせるや、後半はガラリと展開して坊っちゃんが名探偵へ!作者の筆力に唸らされました。
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毎回読んで、ほっこりと癒されるシリーズ。時々読み進めていきたいと思います。
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