本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

池袋演芸場 12月下席 昼の部 2019年12月24日

先々週に笑納めと思って鈴本へ行ったのですが、年末のお休みをいただけましたので、時間もある…ふと思い立ちまして池袋演芸場へ行ってきました。
笑納めの“納め直し”であります…平日の寄席はなかなか行く機会ありませんしね、、
さて着きました、池袋演芸場であります。

(写真は帰りがけに撮りましたでの夕方のもです😓)
本日のお目当てはと申しますと、三遊亭白鳥師匠❗️

さる落語ブログでは“面白ければそれでいい!”と紹介されておりました…😅
初めてですし、どんな感じでしょうか、期待が高まります。
平日昼の寄席ということで「空いてんじゃないかなあ」と開場15分前に着きましたら、既に60〜70人の行列です❗️
「もしかして白鳥師匠人気⁉️」改めて自分が初心者であることを思い知るわけであります…。

ぼんやり並んでおりますとプチハプニング?が…。
演芸場が入っているビルから「おじさん」が出てきて、大音声、「こんな日に(クリスマスイブのこと?)こんな噺家(もしかして白鳥師匠?)聴きにきちゃだめだよ、もっとマシな噺家のところへ行きなさい‼️」というようなことをおっしゃいます…ようく見ると…喬太郎師匠でした😋
行列の一同、どう反応していいかわからず…喬太郎師匠は、じゃ楽しんで、とばかりにニッコリ笑って手を挙げて颯爽と去っていかれました。拍手がパラパラっと…ああ、写真撮ればよかったかなあ。でも、撮っちゃいけないのか。

さて木戸銭を払いまして切符をもらって“地下2階”の演芸場へ…ほとんど満席です。
とはいえ、空いてる席を確保しまして、お客様をキョロキョロ…なんだかいつもと違うなあと感じていたのですが…私がよく行く鈴本や浅草より圧倒的に若い(20代〜30代)お客様が多いようです。しかも女性も!…少しだけアウェー感を抱きつつ寄席が始りました。

今日の演目は(相変わらず私の心覚えです…敬称略もご容赦ください)…。

三遊亭ふう丈 新作(電気家族)
三遊亭天どん 新作(クリスマスの夜に(サンタ泥))
橘家文蔵   二人癖(呑める)
柳家小ゑん  新作(ミステリーな午後)
柳家さん喬  長短
柳家あんこ  ウルトラマンかっぽれ
桃月庵白酒  富久
三遊亭白鳥  富Q

印象に残った噺家さんと演目を…。
天どん師匠は、今年のGW、令和元年元日(5月1日)の浅草演芸場ホール、人間国宝小三治師匠の直前でゴロゴロ寝っ転がったり圧巻のパフォーマンスを披露して小三治師匠目当てのお客様を完全に“引かせて”しまったのが印象的…ところが今日は“ホーム”です😉(開口一番で、前座の方いわく「今日のトリは白鳥でございます。自由の国へようこそ!」でした!)…ちょっと人情噺っぽい“サンタ泥”、面白かったです❗️
小ゑん師匠…相変わらず面白い…マクラでさん喬師匠のことを「ス◯ベなスヌーピー」とやったのには会場、これやばいんじゃないの?なんて思いながらの大爆笑でした。
さん喬師匠…「自由の国」の流れの中で、しっかり締めてくださいます。スヌーピー問題?も軽くマクラでいじって…“長短”、素晴らしかったです…さすがです。
白酒師匠…来る白鳥師匠の“富Q“の予習として、本物の“富久”を15分の圧縮版でやってくれました❗️やっぱり白酒師匠、素晴らしい❗️
満を辞しての登場は白鳥師匠…下積み時代の経験も下敷きにした白鳥師匠版”富久“で、噺自体は人情噺のようなのですが、随所…というより“ほぼ全面”に散りばめられたギャグが爆笑を誘います…これはクセになりそう😅

演芸場を後にしますと、もう日も暮れていました。池袋はクリスマスイブ真っ盛りでした。

いけふくろう“もクリスマスの装いです。

そういえば、去年のクリスマスイブも落語会(さん喬師匠一門会)だったなあ。
あとで八代目・桂文楽師の”富久“を復習してみようかな😋

天どん師匠もご出演、令和元年の寄席のレポートはこちらです!
gomahsango.hatenablog.com