本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

樅ノ木は残った 山本周五郎

大藩取り潰しを目論む幕府と、その目論見に立ち向かう仙台藩の家老、原田甲斐の闘いを描いた大作です。
独自の解釈による原田甲斐”像を造り上げ、1600ページを超える長編を長いと感じさせずに、最後まで読者を惹きつける物語の展開は見事の一言。
山本周五郎の作品は、まだまだ読み続けたい…そう思わせてくれます。