本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

松栄亭 コロッケとロースカツ ランチ

池波正太郎氏のエッセイ「散歩のとき何か食べたくなって」で紹介されていて、いつかは…と思っていた洋食店「松栄亭」へ行ってみました 場所は神田淡路町となりますが、有名な“神田藪蕎麦“の近くといった方がとおりがいいかもしれませんね 平日(働き方改革休…

おばあさん 獅子文六

1942年から1944年まで「主婦之友」に連載とあります。戦時色が濃くなり決して明るいばかりの世相ではないはずなのに、こんなにユーモアに溢れてあたたかい小説を書いたことに感服します隠居中のおばあさんが、子、孫の様々な難題を解決に導いていきます。時…

あと少し、もう少し 瀬尾まいこ

男子中学生が、それぞれに悩みを抱えながらもひた向きに駅伝に打ち込む物語…。「風が強く吹いている(三浦しをん)」は大学の駅伝、「一瞬の風になれ(佐藤多佳子)」は高校の100m×4リレー(4継)を描いて素晴らしかった…女性の作家さんが描いた陸上部を舞台…

検事の死命 柚月裕子

シリーズものの小説を二冊続けて読むことは稀です。 しかし、久しぶりのミステリーの“当たり”作品である佐方貞人シリーズはついつい「おかわり」したくなる魅力で溢れていました 物語の最後には必ず「まっとうに罪が裁かれる」展開が楽しみで次に進んでしま…

9月の読書まとめ

半七捕物帳(六) 遂に全6巻の読了です 一冊、一冊が読み応えがあり、またしっかり読まないと物語を追えないので時間がかかりました江戸時代の風情とともに…また読みたいと思います。半七捕物帳〈6〉 (光文社時代小説文庫)作者: 岡本綺堂出版社/メーカー: …

検事の本懐 柚月裕子

「最後の証人」から始まる佐方貞人シリーズの第2弾。 柚月裕子さんの作品は読み応えがあり、また読みやすいの前作から時間を空けずに読むことに…。主人公、佐方貞人の人物造形が魅力的で、読む手が止まりません 物語も確り勧善懲悪といいましょうか、“溜飲…