本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

新選組三部作 子母澤 寛

京都への旅行を計画し「ひとつ新選組の史跡巡りをやってみよう」ということになり…その“予習“とばかりに、新選組三部作(新選組始末記、新選組遺聞、新選組物語)を読んでみました。 池波正太郎氏の「幕末新選組」は読んだことがあります(池波氏が造形した…

日本の誕生 長浜浩明

ブログの更新が半年近くできていませんでした。 更新しなかった理由は、あるような無いような…習慣なんですかね。。 …年末に休みをいただきましたので、せっかく読んだ本を中心にキャッチアップしようと思います!こちらの一冊も読了したのは今年の前半なん…

カツカレー (神保町 キッチン南海)

カツカレー (神保町 キッチン南海) 上野デリーでカシミールカレーを堪能した月曜日を起点に水曜日までお休みをいただいておりまして…最終日にもう一軒!ということで、“キッチン南海”(神保町店)へ行って来ました。真っ黒のカレーとカツが美味しいと評判…

牛ほほ肉のカシミールカレー(上野 デリー)

牛ほほ肉のカシミールカレー(上野 デリー) カレーの有名店、上野のデリーへ久しぶりに行ってきました! 会社で休みをいただけたので行列でも大丈夫、、月曜のお昼、ほぼ開店時間の11時50分頃に到着しました。残念ながら一巡目での入店ができませんでし…

サバ煮定食 (芝 魚串さくらさく)

サバ煮定食 (芝 魚串さくらさく) JR田町駅から浜松町駅近辺をブラブラ歩いておりましたところ目に入ったのがこちら “魚串さくらさく“のランチ、“サバ煮定食”です。 “骨まで食べられる…ザラメ、たまり醤油を使用“…ご飯と食べたい…食欲が沸きます。 その“サ…

長野の旨いもの 〜 信州山賊焼き定食(長野市 長寿食堂) 【番外編】善光寺御開帳

信州山賊焼き定食(長野市 長寿食堂) 長野の旅の三日目(最終日)、 帰り際まで何か旨いものが食べたいと…帰りの新幹線まで時間もありませんでしたので、駅近辺でいただくことに…旅の途上で何度か“山賊焼き”なるメニューを目にしておりましたので、これにト…

長野の旨いもの 〜 ソースかつ丼(長野市 明治亭)

ソースかつ丼(長野市 明治亭) 通々浦々、“ご当地かつ丼”がありますよね。 私は岡山で“デミかつ丼”というのを食べたことがあります。 卵とじではなくデミグラスソースをかけたカツ丼で、とても美味しかったです。 あと、新潟には“たれかつ丼“というのがある…

小布施の旨いもの 〜 モンブラン(小布施 栗の木テラス)

モンブランと紅茶(小布施 栗の木テラス) 小布施は見どころ多く素晴らしい場所でした。 こちらは、宿をとった長野から小布施へ向かう長野電鉄。長野は地下駅なので少し驚きました。長野市街地は地下を通ります。 長野電鉄にのんびりと揺られ30分と少し…素…

忍びの女(池波正太郎) 【小布施と福島正則】

池波正太郎氏の小説「忍びの女」は、主人公の女忍“小たま”と福島正則の交流を軸に、 関ヶ原開戦前から江戸幕府の成立、福島正則が信濃の高井郡で生涯を閉じるまでが描かれる忍者小説の快作です。新装版 忍びの女(上) (講談社文庫)作者:池波 正太郎講談社Amaz…

葛飾北斎・応為探訪 【小布施 岩松院、葛飾館】

葛飾北斎の娘であり当時としては特筆に値する(と思うのです)“光と影”を描き出した絵師・葛飾応為の生涯を描いた朝井まかてさんの長編小説「眩(くらら)」によって北斎・応為父娘に関心を抱きました。 その後、テレビの特集番組などで北斎の浮世絵の独創性…

信州・上田の旨いもの 〜 べんがるカリー(上田市 べんがる)

べんがるカリー(辛口・牛肉)(上田市 べんがる) 上田でもう一軒、訪れてみたい店がありました。 池波正太郎氏の『散歩のとき何か食べたくなって』で「うまいカレー・ライスを食べさせる…」と紹介されている“ベンガル”です(書中ではカタカナで表記されて…

信州・上田の旨いもの 〜 真田そば(上田市 刀屋)

真田そば・普通(上田市 刀屋) 上田を訪れた目的の一つが、信州そばの名店“刀屋”でそばをいただくこと。 池波正太郎氏の『散歩のとき何か食べたくなって』をはじめ、氏の食のエッセイに登場していて「いつかは…」と思っていたお店です。散歩のとき何か食べ…

真田太平記:聖地巡礼【上田城、真田太平記館…】

愛読する池波正太郎氏の“真田太平記”ゆかりの上田市へ念願叶って行って参りました。 訪れたのは5月14〜16日、二泊三日の旅です。 2019年10月に旅行を予定していたのですが直前の台風被害でキャンセルとなった経緯もあり“ついに、やっと…”というこ…

「談春五夜」とうまいもの〜盛り合わせ(浅草 ぱいち)

「談春五夜」で素晴らしい落語を聴いたその後は、折角の浅草ということで、旨いものを食べようと洋食の名店“ぱいち”へ行って参りました。 盛り合わせ(浅草 ぱいち) 落語を聴いて気分が上がっていたのもあり、少々奮発して“盛り合わせ”(ロースカツ、ハンバ…

立川談春独演会「談春五夜」 浅草公会堂 2022年5月3日

前から聴いてみたかった立川談春師の独演会に遂に行ってきました! 「談春五夜」の第三夜になります。この独演会は演目が前もって示される“ネタ出し”がなされています。 第三夜は”慶安太平記(箱根山)””居残り左平次””慶安太平記”は初めて知りましたが、立…

白酒・三三ニ人会 曳舟文化センター 2022年4月19日

前回のアップからあっという間に2ヶ月が経ってしまいました…。 振り返ってみますと、4月は末廣亭での真打昇進披露興行でお目出度い雰囲気を堪能し、立川談笑師の独演会では立川流の噺家さん初体験ということで、それだけでも満足だったわけですが…嬉しいプ…

大分の旨いもの 〜最終〜 冷麺(別府市 胡月)

最後にもう一軒…。 “別府冷麺”という紹介をテレビなどで聞くことが増えてきました。 東京の焼肉屋さんで供される冷麺はそれはそれで美味しいのですが、別府冷麺の有名店”胡月”でいただける冷麺は「牛骨の出汁でブラウンのスープ」「蕎麦粉が使われているのか…

大分の旨いもの 〜その3〜 ふぐコース(大分市 ふぐ良 ぶるーむ)

大分県臼杵市は山口・下関に全国的な知名度は譲りますが“ふぐ”の名産地です。 臼杵と大分は車で1時間ほどの距離感…大分市内でも“ふぐ“を少し奮発すればコースで堪能できる…ということで行ってきました。 訪れましたのは「カジュアルさ」を前に出した“ふぐ良 …

大分の旨いもの 〜その2〜 とり天定食(大分市 えび福)

最近、大分のグルメとして紹介されることも多くなった“とり天”…。鶏肉を使った天ぷらでカラシを添えた酢醤油でいただきます。 大分では定食屋に行けば必ずや“とり天定食”がある、というポピュラーな食べものです。とり天定食(大分市 えび福) 訪れました“え…

大分の旨いもの 〜その1〜 ラーメン(別府市 なべさん)

九州・大分で身内の法事が営まれることになり当地へ行ってきました。 主は法事でありますが、訪れる機会も多くない土地ゆえ合間で当地の旨いものも…。ラーメン(別府市 なべさん) 大分でラーメンというと別府にある“なべさん”を真っ先に思い出します。 特色…

立川談笑独演会 国立演芸場 2022年4月2日

昨日の新宿末廣亭に続けての落語会…機会に恵まれて嬉しい限りです。 本日は、立川談笑師の独演会。 実は立川流の落語を聴くのは初めてです。 広瀬和生氏の本を読み、ひとつ聞いてみようかと思い立った次第で…。この落語家を聴け! (集英社文庫)作者:広瀬 和生…

真打昇進披露興行 新宿末廣亭 2022年4月1日

真打昇進の披露興行はこれまで観たことがなく…黒紋付きの着物で壇上にずらりと並び口上を述べるアレです…興味があったので、ちょうど会社の休みもいただけ良い機会と新宿末廣亭の四月上席の初日に伺ってみました。末廣亭の初日は小朝師の弟子ぴっかり⭐︎改メ…

柳家さん喬一門会 2022年2月27日

日本教育会館で催された“柳家さん喬一門会”へ行ってきました。 今回は、喬太郎師がトリをとられるとのこと…これは楽しみです! 期待に胸を膨らませながら会場へ…。 余興?何を見せてもらえるか…これも楽しみ…。開口一番、左ん坊さんの「やかん」で開幕です……

忍びの女 池波正太郎

池波正太郎氏の作品はどれを読んでも面白いのですが、特に忍者ものは気に入って読んでいます。 本作は、主人公である甲賀の女忍び”小たま”の、福島正則との関わりを軸に、関ヶ原の戦い前から徳川幕府設立期、福島正則が亡くなるまでを描いた長編小説というこ…

ヴェネツィア便り 北村 薫

北村薫氏の小説を久しぶりに手に取りました…なんと3年半ぶりのようです。 前回読んだのが「いとま申して」の第二編、好きな作家さんに挙げながらご無沙汰してスミマセン…。 こちらのブログでは、なんと初の感想ということになりました。北村薫さんの小説は…

特選落語名人会(さん喬、白鳥、白酒)

ご縁あって昨年の8月、11月に引き続き、北区の北とぴあで開催された「特選落語名人会」に行ってきました。 gomahsango.hatenablog.com gomahsango.hatenablog.com今回は、さん喬師匠、白鳥師匠、白酒師匠の御三方…期待に胸を膨らませての会場入りです。 最近…

『あやつられ文楽鑑賞(三浦しをん)』に導かれ…文楽鑑賞教室

人形浄瑠璃 文楽を愛してやまない三浦しをんさんは、小説「仏果を得ず」、エッセイ「あやつられ文楽鑑賞」を著しておられます。仏果を得ず (双葉文庫)作者:三浦 しをん双葉社Amazonあやつられ文楽鑑賞 (双葉文庫)作者:三浦 しをん双葉社Amazon両作品を読み「…

【番外編】『成巽閣』を訪ねて

恩田陸さんの小説「ユージニア」にも描かれる『成巽閣』へ、念願叶い訪問することができました。多くは語らず、写真を中心にご案内します。ご存じの方も多いかもしれませんが、小説「ユージニア」は、金沢を舞台とするミステリ。とある事件の謎解きの鍵とし…

2021年の読書まとめ

年明け、すでに十日が過ぎたというところで、やっとの更新になりました。 年初は前年の読書まとめからスタートです。2021年は34冊…振り返ると2020年が36冊、2019年が41冊でした。 年初「今年こそは月4−5冊のペースで!」と目標を立てるのに全く逆の結果に…。…