2019-01-01から1年間の記事一覧
今年最後の一冊は、「そばと私」です。 (先日、獅子文六展へ行き、同氏の作品にしようかなと思いつつ、こちらに手が伸びてしまった次第…)そば好き、そば通の方は世の中多いですね、私もおそば大好きですが、蘊蓄を傾けるほどではありません…いわゆる名店と…
角田光代さんの作品は「八日目の蝉」以来…その作品を読んでから6年以上経過していますから、相当の時間が空いたことになります。 ふと手にした本作は、新宿の角筈といいますから現在の都庁からもう少し西寄りの場所に中華料理店「翡翠飯店」を営む一家三代の…
日頃、旨いものを綴っておりますが、基本的に自分の財布でいただいたものを載せております。 今日(12月27日)はその線から外れてしまいますが、美味しかったので【番外編】として紹介させていただきます。 本日、両親から誘われまして家族とともに日本橋に…
神奈川近代文学館へ“獅子文六展”を観に横浜へ行った訳ですが…。 遠出して手ぶらで帰るのも何だしということで、少し道草いたしましょう。 横浜は土地鑑もなく事前の調べもしませんでしたので…。 石川町→元町&中華街→旨いもの→お土産→ウチキパン&皇朝(肉ま…
愛読しております獅子文六の没後50年を記念した“獅子文六展”へ行ってきました。 場所は神奈川近代文学館…私としては遠出になります…。 JR石川町駅から運動がてら徒歩20分ほど…登り坂にふうふう言いながら、文学館の所在する“港の見える丘公園”へ到着しました…
テレビで紹介されることも度々の有名店、”レストラン大宮“のランチへ行ってきました。 浅草へは何度も足を運んでいますが、ちょっと高級ということでなかなか足が向かわず…今回奮発して行ってみることに…。 開店前に到着しましたので、入り口の案内をみて思…
先々週に笑納めと思って鈴本へ行ったのですが、年末のお休みをいただけましたので、時間もある…ふと思い立ちまして池袋演芸場へ行ってきました。 笑納めの“納め直し”であります…平日の寄席はなかなか行く機会ありませんしね、、 さて着きました、池袋演芸場…
あまりにも有名な夏目漱石「坊っちゃん」の後日談の形をとった「殺人ミステリ」が本作。 物語の前半は漱石の語り口を彷彿とさせ、坊っちゃんは帰京後、鉄道会社の技師になっていたんだなどと、あの名作を再読しながら読み進めるかのようで…「ああ、ターナー…
剣客商売は、読んでいるととてもほのぼのとした気持ちになります。 小兵衛さんを中心とした“家族”の物語で、大治郎も強くて頼れる人物として描かれます。 作中に“安心感”が漂っています(並行して読んでいる鬼平犯科帳には、もう少し緊張感が感じられます)…
三月に一度は上野の歯医者で検診を受けます。 昨日はその検診日で上野に出て参りました…空は曇天、寒いですせっかく上野に来たし「旨いものが食べたい」と中央通りからアメ横の方へちょっと入ったところにある「伊勢ろく」へ親子丼を食べに行きました❗️こち…
ちょっと早めですが、令和元年笑納めとばかりに鈴本演芸場へ行って参りました。 贔屓の噺家さんが勢揃いで期待に胸も高まります❗️ 本日の演目は…(私の心覚えです…圭花さんすみません、メモ取り忘れました…敬称略ご容赦ください)。 柳家さん喬 初天神 鈴々舎…
わざわざご紹介するまでもなく、CoCo壱番屋はカレー屋さんです。 ときどき無性に食べたくなるもので…今日も上野への散歩のおり、こちら天神下に向かいまして…。 “CoCo壱番屋 東京メトロ湯島駅前店”へ到着です。 何食べようかなあ 少々迷いつつ…結局いつもの…
11月は4冊の読書でした…自分としては上々かなあ。 ホントはもっと読めるようになりたい…後に出てくる三浦しをんさんのエッセイを読むと一日に1冊くらい平気で読んでおられるようで…読書の達人との彼我の差に改めて愕然とします 簡単に今月の読書を振り返って…
天気もよくまだ日差しがあれば暖かい季節です。 皇居では大嘗宮と乾通りの紅葉が公開中とのことで家族と出掛けてきました。 最寄の二重橋前駅に着いたのが入場開始9時の15分ほど前…当然ですが、すごい人出です。ツアーで来ている方も多いようですね…持ち物検…
荒川区町屋の駅ビル3階にあります“ムーブ町屋”で催された“サンポップ寄席”に行ってきました。都電も走る街”町屋“です❗️ そして駅ビルがこちら、1・2階が商業施設になっていて”サンポップ町屋“と呼ばれてまして…そこが主催するので”サンポップ寄席“だそうです…
ユニークな目線、語り口が好きで三浦しをんさんの書評はよく読みます。 本書も期待に違わず面白かった 全編において、読書愛と漫画愛が溢れています。 三浦しをんさんに限らず、読書の達人の方々は手に取る本のジャンル、時代(古典から新作まで)が幅広く、…
久しぶりの寄席に行ってきました 昨日はぴっかり☆さんのブログによりますと立ち見が出る満席だったとか…交替出演で昨日出番だった小朝師匠人気なんでしょうか…とはいえ今日も立ち見こそ出なかったようですが二階席まで入り“大入り”といった状況です。 本日の…
気軽に手に取った本でしたが、久しぶりに後をひく…心に残る小説でした。 主人公と私がほぼ同じ生年という設定ゆえ、描写される1980年代後半の大学生から見た東京の風景、風俗が自分のそれと重なります。 本の紹介文に「誰の人生にも温かな光を灯す、青春小説…
角萬の「冷や肉(肉南ばんの冷たいおそば)」が、時々無性に食べたくなります! 本日は、そんな日でありました…いつもなら浅草の角萬へ行くのですが、今日は日曜日で休業日…。 そんな時にありがたい…入谷の角萬なら食べられます。こちら「土日祝だけ営業して…
大河ドラマ「いだてん」が最終回に向けて盛り上がっています! …とはいえ、それは一部の「いだてん」愛好者のみのようですが…。 www.nhk.or.jp ドラマの主要な要素に古今亭志ん生師の半生記が含まれています。 先日読んだ「なめくじ艦隊」然り、今回の「志ん…
鬼平犯科帳の第十巻。 いつも面白く、飽きさせない内容に満足ですが…。 この第十巻では、終わり方が切ないものが印象に残りました 冒頭の「犬神の権三」がそうでしたが、「消えた男」の高松繁太郎に関しては新たな平蔵の密偵として活躍するのかと思いきや終…
とても天気がよいので、散歩でもしようかと毎度の上野に来ました ここ上野公園のイチョウも秋の気配です…。 過ごし易い季節はあまりに短いですね、もうすぐ寒い季節になります。 散歩するなら今のうち❗️いつもの通り、上野大仏さんへもお参りしました。 歩き…
今月は4冊…自分としては読んだ方だけど“あと少し、もう少し”いけたかなあ- 検事の本懐 佐方貞人シリーズは面白かった…新作はまだ単行本のようです…文庫化を希望❗️ gomahsango.hatenablog.com- 検事の死命 gomahsango.hatenablog.com - あと少し、もう少し 感…
休暇の二日目…天気も良いので浅草へ繰り出しました 本当に良い天気です…平日だというのに浅草は外国人の観光客と修学旅行と思しき学生さんで”ごった返して“います。 3月いっぱいで改装のため閉店していた“ぱいち”が再オープンしてから相当期間が経ちましたが…
池波正太郎氏のエッセイ「散歩のとき何か食べたくなって」で紹介されていて、いつかは…と思っていた洋食店「松栄亭」へ行ってみました 場所は神田淡路町となりますが、有名な“神田藪蕎麦“の近くといった方がとおりがいいかもしれませんね 平日(働き方改革休…
1942年から1944年まで「主婦之友」に連載とあります。戦時色が濃くなり決して明るいばかりの世相ではないはずなのに、こんなにユーモアに溢れてあたたかい小説を書いたことに感服します隠居中のおばあさんが、子、孫の様々な難題を解決に導いていきます。時…
男子中学生が、それぞれに悩みを抱えながらもひた向きに駅伝に打ち込む物語…。「風が強く吹いている(三浦しをん)」は大学の駅伝、「一瞬の風になれ(佐藤多佳子)」は高校の100m×4リレー(4継)を描いて素晴らしかった…女性の作家さんが描いた陸上部を舞台…
シリーズものの小説を二冊続けて読むことは稀です。 しかし、久しぶりのミステリーの“当たり”作品である佐方貞人シリーズはついつい「おかわり」したくなる魅力で溢れていました 物語の最後には必ず「まっとうに罪が裁かれる」展開が楽しみで次に進んでしま…
半七捕物帳(六) 遂に全6巻の読了です 一冊、一冊が読み応えがあり、またしっかり読まないと物語を追えないので時間がかかりました江戸時代の風情とともに…また読みたいと思います。半七捕物帳〈6〉 (光文社時代小説文庫)作者: 岡本綺堂出版社/メーカー: …
「最後の証人」から始まる佐方貞人シリーズの第2弾。 柚月裕子さんの作品は読み応えがあり、また読みやすいの前作から時間を空けずに読むことに…。主人公、佐方貞人の人物造形が魅力的で、読む手が止まりません 物語も確り勧善懲悪といいましょうか、“溜飲…