バナナ 獅子文六

金持ちの台湾華僑の息子 龍馬が、車欲しさに叔父から譲ってもらったバナナの輸入権をもとに金儲けを目論む物語…取り巻く友人、ガールフレンド、つけ込む大人たちを巻き込んだ活躍が描かれます。
窮地に陥った龍馬を救ったのは…獅子文六氏の小説はエンタテインメントでありながら、どこか現実的な終わり方をする…そんな気がしています。

バナナ (ちくま文庫)