森見登美彦さんは“有頂天家族”を読んで惹きこまれ、“夜は短し歩けよ乙女”ですっかりファンになりました。
直木賞候補になり、本屋大賞にもノミネートされた本作で期待したのですが、うーん、個人的な印象は難解😓
興味深い作品といえばそうですが、話中の登場人物が物語を語り出し…また更にその話中の登場人物が物語を語り出す…といった複雑な構造の作品で…他の作家さんの作品でもそういった構造のものを読んだことがありますが、終わり方が難しいですよね…。
どこか消化不良だったかなあ。「着地も決まって10点満点!」というわけにはいかないですかね。でも、たまにはこういう風合いの作品もいいかなあ🤔
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/11/16
- メディア: 単行本
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