池波正太郎氏の小説「忍びの女」は、主人公の女忍“小たま”と福島正則の交流を軸に、
関ヶ原開戦前から江戸幕府の成立、福島正則が信濃の高井郡で生涯を閉じるまでが描かれる忍者小説の快作です。
北斎の天井画を目指して訪れた岩松院には、福島正則の霊廟もありました。
こちらが福島正則の霊廟です。本堂の裏手が山のように高くなっていてその上の方に存在しています。
さらには、小林一茶が“痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり”と詠んだ池がこちらなんだそうです。蛙の姿は見えませんでしたが、趣ある池ですね。奥に“蛙合戦の池”の札が立てられています。
岩松院を後に20分ほど歩いたところにある“穴観音“も訪れてみました。
福島正則が岩窟に観音菩薩を安置した場所なのだそうです。
穴観音の隣地にあるのが“穴観音温泉”。
徒歩で汗をかきましたので温泉に入ることにしました。入浴料は600円です。
小高い場所にある穴観音温泉からは素晴らしい風景も…妙高山…でしょうかね。
入浴客はほぼ地元の方のみ、といった印象。アットホームな温泉で、身も心も休まります…。
ちなみにこちらでいただいたラーメン…素朴で旨かった!