久しぶりに恩田陸さんの作品を手に取りました。
そして久しぶりに「痛快、爽快な小説」に出会いました(笑)。
東京駅に近い生命保険の支社、7月最終営業日に倒れ始めたドミノは奇想天外な経路を辿り、加速しながら、好むと好まざるとにかかわらず人々を巻き込んでいって…その行方は…。
小説の面白さもさることながら、恩田陸さんの多才ぶりに感心しきり(“中庭の出来事“と同じ作者?)です。早速、「ドミノin上海」も購入いたしました!
なお、私が読んだ文庫には巻頭に「登場人物より一言」なる紹介頁(これも秀逸!)があるのですが、単行本には登場人物のイラストも載っているのだそう…機会あれば見てみたいものです。