私にとっては、池波正太郎氏の一連の忍者小説(◉)を一巡り、その”締め括り”となるのが本作ということになります。
この一連の忍者小説は、登場人物が重なり連作に近いものもあるのですが、本作は「その一方で」という感じで、三方ヶ原の合戦から大坂夏の陣の十数年後までを忍びとして生き抜いた男が描かれます。
小説の面白さは言うまでもなく大満足…もう一度、今後は時間の流れに沿って読み直したい、そう思います。
◉ 夜の戦士
◉ 忍者丹波大介
◉ 忍びの女
◉ 火の国の城
◉ 蝶の戦記
◉ 忍びの風
◉ 忍びの旗(本作)
過去の読後感想はこちら(夜の戦士はブログ開設前で感想が残っておりません…あしからず)
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