八代目 桂文楽師のCDからご紹介です‼️
聴きましたのは、「船徳」という噺‥。
落語には道楽が過ぎて勘当された若旦那がよく出てくるようです😀
この「船徳」の徳さん(他の噺でも勘当された若旦那は“徳さん”が多いようです)もそのひとり😓
勘当されて船宿の二階に転がり込んでいる徳さん、自分も「船頭」になりたいと言い出します。
船宿の主人が引き止めますが、どうしてもということで、船頭仲間にお披露目(ここで主人の小言を喰らうと勘違い船頭たちが、内緒にしていた“ワルさ”を自ら白状する段も面白いのですが)をしてもらいます。
この徳さん、ひょんなことから馴染みの客を乗せて大桟橋まで乗せることになるのですが‥なまっちょろい徳さんのよたよた船頭ぶりが最高です‼️
八代目桂文楽落語全集―完全版(CD付き) (CDブック 完全版 八代目桂文楽落語全集(全1巻))
- 作者: 暉峻康隆
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/06/23
- メディア: 単行本
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ところで、噺の中で船頭のひとりが「ぼうずで(呑んで)喧嘩して」みたいなことをいう台詞があるのですが、解説の本を読みますと「ぼうず志ゃも」という実在の軍鶏鍋を出す名店だそうです😮
庶民にはちょっと高めのお店のようですが、落語の世界にひたりつつこういったお店で一杯なんてのも愉しそうですね😉行ってみたいなあ。。