本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

剣客商売 八 狂乱 池波正太郎

前回の更新からあっという間に十日以上経ってしまいました…。
年度末にあたる1〜3月は仕事も家族も皆、慌ただしく落ち着きませんね。
そんな中、手にしたのが本作です。

池波正太郎さんの「剣客商売」と「鬼平犯科帳」は、ほかの小説や本を読む合間々々の息抜きあるいはペースメーカーのようにして読みます。
直前に読んだ「そして、バトンは渡された」(著:瀬尾まいこ)はとても温かい気持ちにさせてくれる作品でしたが、どこかお伽話を読んでいるようでもあり…真実味があり温かい雰囲気を醸し出す本作に手が伸びた…そんなところです。
題名のとおり真剣を持っての勝負も描かれるわけですが、主人公の秋山小兵衛・大治郎親子とその家族の物語にホッとさせられます。

剣客商売 八 狂乱 (新潮文庫)

剣客商売 八 狂乱 (新潮文庫)