大河ドラマ「いだてん」が最終回に向けて盛り上がっています!
…とはいえ、それは一部の「いだてん」愛好者のみのようですが…。
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ドラマの主要な要素に古今亭志ん生師の半生記が含まれています。
先日読んだ「なめくじ艦隊」然り、今回の「志ん生のいる風景」然り、読むごとに「ドラマはシッカリ作ってるんだなぁ」と感心しきりであります。劇中に師の「志ん生」襲名時の「後ろ幕」の本物!が出てきたり、楽しませてくれます。
本作を読み進めるごとに「ああ、あのシーンはこの逸話が下敷きになっているのか」などなど、楽しみが二倍増えた感じでした。
名人の呼び声高い橘家円喬師の記述が多かったのもよかった…。
ドラマには少ししか出てきませんが、本作では長男・金原亭馬生師や次男・古今亭志ん朝師との関わりも触れられており、非常に興味深く読みました。
本を読んでいると、「あぁ、寄席に行きたいなあ」と思わずにはいられません❕
- 作者: 矢野誠一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2019/01/09
- メディア: 文庫
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