本と落語と旨いもの‥まあさんの東京街歩き日記

本と落語と旨いもの‥日々趣味にまつわることを書きたいと思います。ブログの素人もいいところ、暖かく見守っていただければありがたいです。趣味が共通の方との情報交換もできればなあと思っています。

特選落語名人会(さん喬、白鳥、白酒)

ご縁あって昨年の8月、11月に引き続き、北区の北とぴあで開催された「特選落語名人会」に行ってきました。
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今回は、さん喬師匠、白鳥師匠、白酒師匠の御三方…期待に胸を膨らませての会場入りです。
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最近、新型コロナが再び猛威を奮い始めたところ、人混みを避けなくてはならない時期が訪れつつあります。落語会もまたしばらくすると…かもしれません。行けるうちに…と思い参加しました。

前座さんの開口一番があり…
白酒師匠が登場されます。いつもの毒舌(笑)で、寄席のお正月興行の雰囲気をご紹介され、会場が早くも笑いで温まります。師匠の高座としては、マクラが長く(もちろん面白く!)感じ、それは新鮮でした。その後の出番の白鳥師匠に「アタシはマクラを引き伸ばして短い演目でゴマカしたりしませんからね」なんていじられてましたが…(笑)。
その演目は「替り目」。白鳥師匠の演ずる酔っ払いの旦那とおかみさんの掛け合いがとても良かった!もちろん、有名なサゲもばっちりでした。

その後を受けて、白鳥師匠の登場です!白酒師匠を意識してか?「アタシはすぐにネタに入りますからね」と演じられたのが、「萩の月の由来」でした。この演目は、2年前、偶然にもこちら北とぴあの特選落語会で聴いておりまして、導入部分聴いて「あ、あれだ!」嬉しくなりました。
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古典の“ねずみ”を題材にした、白鳥師匠の新作ですが、これも後の出番のさん喬師匠が「“ねずみ”のサゲのあと、あんなに膨らませるとはねぇ」という爆笑ネタ。今回も、大いに笑わせていただきました!

トリはさん喬師匠。お正月ということで、おめでたい噺「妾馬」をたっぷり聴かせてくださいました!
殿様の前で酒を飲み大いに酔っ払う八五郎ですが、後半部分の「よかったな、お鶴」と語る件は、さん喬師匠だからこそ、八五郎の人柄のよさが滲み出る感じが、じーんと沁み入ります…終いは、殿様に面白いやつと気に入られた八五郎、侍に出世するというおめでたい一席…ということになります。
また、落語行きたいなあ。。

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